I was influenced by album 「Jazzin'」U.F.O(United Future Organization)
mr. Raphael Sebbag is member of U.F.O.
I asked him the French narration on "kagerou"
I am really glad that he participated for n'sawa-saraca.
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U.F.O(United Future Organization)のアルバム「Jazzin'」をはじめて聴いたのは、僕が学生の時で、とても衝撃を受けました。20年前の話です 。 「なんて格好良くて、粋でお洒落なんだろう」と。 英語だけでなく、フランス語も入っていて、日本人2人にフランス人が一人混じっていて・・・。 ローファイでダーク&スモーキーな雰囲気を持ちながら、新しい雰囲気の音楽を聴いているような・・・。 そして、これらのサウンドがジャズのレコードのサンプリングを活用して出来ていると知って、さらに驚きました。 ジャズピアノを始めて1,2年の自分にとっては、プレーヤー志向だったこともあり、色々と考えさせられるものがありました。 それ以来、このアルバムは、僕の中で影響を受けたアルバムとして、今でも愛聴しています。 そして「何か新しくて格好良い音楽が作りたい」と思うと、このアルバムが頭の片隅をよぎるのです。 ところで、今回のn'sawa-saraca"forest dance"を作成するにあたって、仮ミックス音源をこれから仕上げて、作品として何とか世に出そうと思っていた、ちょうど昨年の今頃。 liveを観に来てくれた友達から、思いがけない意見をもらいました。 「liveは良かったけど、何かが足りない。メンバーに黒人が混じってたりして、フランス語でラップするとか、そういうテイストを入れたら良いんじゃないか?」 最初は「面白いこと言うなあ」なんて思っていたのだけど、確かにそんな気も・・・・「試しに、フランス映画の会話でもミックスして聴いてみようかな」 。 実は、フランスの映画監督クロード・ルルーシュの20年来の大ファンでありまして、作品を手に入れら れるものは入れられる限り集めています。 その中から、やはり代表作「男と女」より、トランティニャンとアヌークエーメの会話をサンプリングして、n'sawa-saracaの仮ミックスの曲にかぶせて聴いてみると、直感的に「おお!これだ!」と。 「やっぱり僕のサウンドには、フランス語はハマるんだな~」などと、勝手に確信したところで、こうなったら実際にフランス語をかぶせるしかない。さてどうしよう か。 そこで、パーカッションで参加してくれたnello君に相談したところ、なんと、フランス出身のRaphael Sebbagさんとも仕事しているというじゃないですか。 あのU.F.O(United Future Organization)の、「Jazzin'」のRaphael Sebbagさん! Raphaelさんにフランス語をかぶせてもらったとしたら、どんなに嬉しいことか。 ダメ元で打診してみよう。 まずは100%の理想から。 「とりあえず、サウンドを聴いてもらって、もし気に入ってもらえたら、お願いします」と。 気に入ってもらえなければ仕方ない・・・・結果、引き受けていただけました。 実際にお会いして、色々お話しして、「Jazzin'」の影響を受けたことや、n'sawa-saracaのアルバムのコンセプトなど、お伝えしました。 僕が英語で詩を書いて、Raphaelさんにフランス語訳をしてもらうというやり取りをメールで交わした後、レコーディングスタジオへ。 とっても素敵な雰囲気でフランス語を語っていただきました。 この語りが有ると無いでは、全然印象が違います。
衝撃と影響を受けた方に参加していただけて嬉しいです。 Raphaelさん、本当にありがとうございました!