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  • 執筆者の写真nsawa-saraca

【2nd制作 その3】 Gerardo Bátiz


Gerardo Bátizというメキシコ人のピアニストのLPを購入。

素晴らしい世界観! ジャンルや形式に埋もれない、本人から放たれる強いメッセージが伝わって来ます。

Gerard Batizを知ったのは1年ほど前。実は、新品レコードで、ジャケットが気になっていたのですが、ちょっと高かったので、買うのを躊躇していました。

しかし、動画サイトなどで確認してみたところ、あまりに素敵な音楽だったので、再びレコード屋へ・・・・

しかし、時は遅く、案の定、売り切れになっていて、やはり買っておくべきだったと後悔していた所、先日、中古で発見したので、即購入。中古なのに新品と変わらない値段だったので、再び後悔。

針を落とすと、大胆で、独創的で、エキゾチックで、情熱的な世界が広がります。

強いてジャンル分けするなら「ラテンジャズ」「ラテンフュージョン」と言ったところですが、このアルバムの魅力は、ジャンルを突き抜ける、本人ならではの音楽、メッセージがほとばしっているという所だと思います。

「ミュージシャン本人・個人の音楽よりも、属しているジャンル自体の魅力・インパクトが強くて、それで完結する」という事はどのような分野でも多々あると思います。

しかし、ジャンルの魅力以上に本人の魅力が浮かび上がってくる作品に出会うことがたまにあり、私は、その時に「良い作品に出会った」と思います。

ジャンルの型や作法を学びながらも、それに支配されたり、合わせる事を目的とせず、ジャンルを個人のメッセージを表現するツールとして、活用しているような作品に魅力を感じます。

製作中のn'sawa-saracaの2ndアルバムも、このアルバムのように、ジャンルを通じて、メッセージを感じてもらえるような作品に仕上げたい。

目標にしたいアルバムです。

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