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  • 執筆者の写真nsawa-saraca

【2nd制作その10】譜面ソフト


年配の方とお話すると、その人の感覚や脳の活力に差があることに気付くことがあります。

接した時の感触ですが、「あ、この人、若いなー!」「あ、この人、止まってるなー!」と感じます。

年を取っていくとその差は広がる一方のようで、若々しい脳を維持できている人は、いつもと違う脳の回路を使ったり、作ったりしている人。そして、同じ回路しか使わない人はどんどん劣化していくのだそうで、新しいことにチャレンジしたり、苦手なことを克服したりして脳に刺激を与えることが大切なんだというネットの記事を読んだことがあります。

ある程度年を取ると、新しい世界に飛び込むようなチャンスもなくなり、同じ回路しか使わなくなってしまい、それでも生活できてしまうと、それに甘んじているうちに、脳の活力が落ちてしまうのかも知れません。

脳に負担をかけて苦手なことを克服するのはストレスですが、いつまでも避けていると、「止まった人」になってしまいますね。

そんなこんなで、最近は、今まで避けていたり、後回しにしていた、ちょっとした事を、1つ1つ克服していこうと思い始め、地味で些細な事ですが、色々なことをやるようにしています。

そんな中で今年の目標にしたのが、「手書きの譜面を辞めて、ソフトで譜面を書く」でした。

新作品の制作にあたって、譜面をソフトで仕上げる。

本当に地味で些細な目標ですね。だって、みんな、普通にやっているじゃないですか。

特別なことではない。でも手書きの譜面は移調も大変だし、もともと綺麗に書けない為に、メンバーにも迷惑をかけることも多かった。自分には必要なことだと解かっていたので、今年初めにプリントミュージックを購入。

にもかかわらず、n'sawa-saracaの最初のリハで配布したのは手書きの譜面だったのです。

ソフトにすぐに馴染めず、リハの日程が迫ってきてしまったので、また避けてしまった。そして、メンバーにまた迷惑をかけることに・・・・・・。

1月末に2回目のリハを行いその結果から、更にアレンジを練り直し、先日、次のリハにつなげられる状態まで持って来れた実感があったので、改めて譜面を書き直すことにしました。そして、ソフトに切り替えるならこのタイミングしかないと思い、この度、腹をくくってチャレンジ。

最初は本当に馴染めず、苦しみましたが、使っているうちに慣れてきて、新しいアレンジでソフトに書き換えられた。ようやく1曲分出来たところで力尽きた。これで少しは脳が活性化したのかな?

しかし、ソフトは簡単に移調出来るし、見た目を綺麗に仕上げることも出来てしまう。使えるようになってしまえば、後の苦労がなくなってしまう。むしろ脳への負担は減ってしまいますね。

実は、手書きで綺麗に見やすい譜面を工夫して書く方が脳の活性化に繋がったりするのかな?

新アレンジをソフトを使って仕上げたら、第2ラウンドのリハーサルに入りたいと思います。


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