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  • 執筆者の写真nsawa-saraca

【2nd制作その17】jazzミュージシャンのスキルの方向


 2ndの制作活動も、後半戦へ。9月にまとめのリハーサルを2回組みました(通算5回目・6回目)。

 本日は、そのうちの1回目で、内容はリズム詳細確認。ドラム、ベースとキーボードのリズム隊3人だけで、かなり細かいところまで、確認しました。

 普段はjazzをやっているメンバーですが、与えられた材料に乗って、ベースは4分音符を、ドラムはレガートを刻み、そのタイミングに細かくこだわり、流れていくアンサンブルの音の中で変化したり、反応したり、リズムのキメに合わせたり、という方向にスキルが向かっています。

 しかし、アドリブが出来るからといって、フレッシュでアクの強い、エキゾチックで印象的なリフやパターン反復フレーズを、いきなりその場で出そうという事になると、すぐに出来ないもんです。正直かなり苦労します。その場で奏でるといっても、種類が違う。出来たとしてもお決まりのパターンしか出ないし刺激が無い。やはり、普段のスキルの方向とは異なるという事ですね。

 では、刺激的なリフを繰り返す方向にスキルが向かっている系統のプレーヤーはいるので、そういう人に頼めば話しは早そうですが、今度は、jazzテイストが足りなくて、表面的な刺激はあるものの、n'sawa-saraca的なコンセプトからすると、何か大切なものが抜けている気がしてしまうのです。

 というわけで、苦労してでも、jazzミュージシャンに、コンセプトを理解してもらって、やった方が結果的には面白いサウンドになるというのが、n'sawa-saracaのコンセプトです。なんと、ひねくれたコンセプト!でも、その隙間こそ、入り込む魅力があると信じています。

 今回のリハでは、長谷陽介ds、大塚義将bと共に、その隙間に入り込むべく、議論と実験を繰り返して、模索しながら、前回の状態からかなり成長することが出来たと確信。充実のリハでございました。

 2人の少しでもクオリティを高めようというマインドと高いスキル、好奇心と知識に感激。ハイクオリティなミュージシャンに自分のアイディアを理解してもらって、想定以上のサウンドに仕上がっていく高揚感。 これは、たまらないですね。

 私は恵まれている・・・としか考えられない。この幸せを噛締めつつ、翌週は、サックスも入れての仕上げリハーサル。かなり楽しみです。

 次回で内容はほぼ完全に仕上がったら、録音の予定を組もうと思っています。早くて年内、または年明けに録音できたら良いなと。

 そして、10月にはLIVEも予定しました。

 録音前にLIVEをやっておくことで更に良いバンドサウンドになることを期待して。

 2ndの内容を披露しますので、興味のある方は是非お越し下さい!


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