前回からの続きです。
とりあえず何とか自宅までたどり着いたところで、すかさずyoutubeでギックリ腰の応急処置方法を検索して実行しました。
実は約1年前の正月、本プロジェクト初回リハの前日に、これまた人生初の目眩を経験。その時はyoutubeでエプリー法という目眩改善体操を学び、目眩を撃退してリハを実行できたのです。
そんな成功経験もあったことから、今回もyoutubeに頼った訳ですが、痛みが和らぐことはあっても、さすがに瞬時に痛みが消える方法はなかった。もう何にも出来ないから、もう寝ると。そもそも家で確認する気力もなかったので2mixも貰ってこなかったし。とりあえず寝ると。寝返りも打てない。横向きに海老のように丸まって寝ると。
しかし、体勢は寝ているが、脳みそは全く寝られない。
ショックというか悔しさというか、情けなさというか、「なんて俺はアホなのか?」と。まあ、アホなのは元々わかってはいたのですが、今回の事態に興奮してしまって全然寝られなかった。
一睡もできなかったのか?少しは寝たのか?もよく判らないまま、窓の外が青みがかって「ああ、朝になったんだなあ」と感じた時に「このまま何もしないまま2日目を迎えるわけにはいかない」と思い、ネットで近所の鍼治療院を探したり、ギックリ腰について調べたところ、痛み止めも有効との情報があった。
1)朝一で鍼治療に行くか?
2)痛み止めか?
かなり迷って、痛み止めを飲んでみることに。
日曜日の朝にやっている鍼治療院もあるにはあったが、恐らく私のような困った人たちで溢れているだろうし、そもそも、痛いからそこまで行けない。痛み止めなら、ロキソニンがあった事を思い出したのです。
そういえば、以前、無謀にも100キロマラソンに参加した時に、ロキソニンに救われた経験がありました。40キロを過ぎたあたりから膝の痛みが辛くなるのですが、ロキソニンを飲むと痛みが消えて、スイスイ走れた事を思い出したのです。まあ痛み止め飲んでまでしてマラソンやるのも、それはそれでどうなのかと思う訳ですが、その経験を思い出したら、何とかなる気がしてきて、起き上がってみると昨晩よりは少しは気持ちマシになっていた感触。
そしてロキソニンを飲んでしばらくすると、痛みはかなり軽減されて、演奏には支障ない感覚に。
なんと!素晴らしい!
というわけで、2日目は、ロキソニンのお陰で問題なくレコーディングが進められる目処が立ったのであります。単純なもので、何か上手く行きそうな気がしてきた!
インターネットとロキソニンがある時代に生きていて良かった。
結論:それ、1日目に気づけ!