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  • 執筆者の写真nsawa-saraca

2023年は再会&再開の年だった

更新日:2023年12月23日




2023年は、遂に自分の年齢がBILL EVANSの亡くなった歳と同じ年齢になってしまったという事で、いろんな意味で、何とも言えない気分だったのですが、いくつもの再会が重なる事となり、特別な年となりました。


コロナの規制が無くなった5月以降、徐々にLIVEの話が再び来るようになったのだけど、不思議な事に、何故か昔に共演していた方々からの連絡が相次いだのです。


まだ20代の頃にJAZZのLIVEで大変お世話になっていたベースの勝田さんからお誘いがあり、横須賀のblue in greenで演奏しました。

lo-fi beatsや自分のサウンドの制作等の比重が高くなって、JAZZの生演奏から少し遠のいてしまっていたタイミングで、ストレートなJAZZ LIVEのお誘いがあるのは本当に嬉しかったし、blue in greenは、本当に素敵なお店でした。




同時、勝田さんのお誘いで伺うこととなった数々のJAZZの老舗の雰囲気が、当時の自分にとっては強烈に新鮮だったのですが、その時のフィーリングが蘇った感じがしたし、横浜ジャズプロムナードコンペや浅草ジャズコンテストに勝田さんのグループで出場した時の事も思い出したし、私の師匠、田中裕士さんとの出会いも、勝田さんからの紹介だったのでした。自分にとって大きな経験を得るキッカケとなった方に、再会し、原点に戻るような感じで、新鮮な感覚を味わう事となりました。



その後、同じ店に出演しているドラムの坂井さんが私の名前を見つけてくれたようで、17-18年ぶりくらいに声をかけていただき、またもやblue in greenにて共演。坂井さんは出会った当初、凄いスピードを感じるドラマーでしたが、更にスピード感が増していて、危険印のジェットコースターに飛び乗った感じで、刺激的でした。共演したメンバーも坂井さんが選んだだけに、これまたタイトな方々で、ハイレヴェル、自分も真面目に練習せねば、と思うのでありました。


スポーツカーに乗り換えたような、感覚の次元が変わる経験を、今までも何度かして来たけれども、ここでまたその刺激を感じる事となりました。





一方、20年前に参加していたPOPSバンドで一時期一緒だった、ベースの鈴木渉君の声がけで、当時のメンバーやサポートメンバーを集めてのセッションLIVE企画に誘われて、都内4カ所で演奏しました。

メンバーは、今や、誰でも名前を知っているようなアーチストのツアーやレコーディングの日々を送り、大忙しの売れっ子ミュージシャンたち。確実でブレのない職人プレイは本当に素晴らしく、学ぶ事が沢山ありました。



メンバーが集まると、20年前に戻ってしまう一方、お互いの20年間の間での成長・進化を確認し合う事ができて、とても刺激を受けたし、幸せで素晴らしい時間でした。

当時、一緒にバンドをやっていた時は、お互い若かったということもあり、苦しい事も多かったけれども、BILL EVANSの亡くなった歳と同じ年齢になった今の自分にとっては、素直にバンドを楽しめたといった感じで、実は本当の楽しさはこれからなんだなーと思いました。

よく、昔のバンドが再結成して、当時と同じことをやって、盛り上がっているのを見ますが、その理由がわかる気がしました。



歳を重ねて、味わう事ができる楽しさを体感できたことも、新鮮でした。



その他には、学生時代のジャズ研仲間で、地元に住んでいるメンバーで、練習会を定期的に開催しました。それも、一緒に音を出すのは20年以上ぶり。お互い恥を晒せる関係なのを良い事に、リズム練習(特にラテン関係)や、難曲チャレンジなど、今まで避けていたトピックスや欠けている部分を補うような、お得を感じる練習会に仕立て上げて、地元での遊びの基盤づくりも開始出来ました。


更に、これまた20年以上ぶりに再会したミュージシャンとユニットを組んで、本年を通じて制作を行いました。知り合ったのは20年以上前だけど、サウンドは20年以上未来といった感じで、素晴らしい体験でした。来年早々には公開していける事と思っています。


糸井重里さんが、何かのコラムかインタビューで、「40代は苦しかったが、その暗いトンネルを抜けると、50代からとても楽しくなった」と語っていたのを、ちょうど自分が40歳になった時に読んだ事があって、その時はよく解らなかったけど、その意味が、今になって実感出来て、解った気がします。


BILL EVANSも、あともう少し長く生きられたとしたら、楽しい人生になったのだろうか?


ともかく、2023年は、再会と再開が重なり、今の感覚のまま、20年前に戻って、再び同じ場所から、スタートしたような、大きな節目となる素晴らしい年だった。

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