イーロンマスクは「惑星間電話回線」の夢を見たか?

更新日:9月29日

イーロンマスク氏が率いる宇宙企業「SpaceX」の株式上場は大きな話題となりました。
地球、火星、月を視野に入れた人類の移住・宇宙進出構想、そして、「惑星間インターネット(Interplanetary Internet)」の構築が計画されているとの事。
そこで、ピンと来ましたよ「惑星間電話回線/カラサウンド」。
私がn'sawa-saracaになる前、「カラサウンド」というアーチスト名で2004年にリリースしたアルバムです。
もう22年も前の話ですよ。

このアルバムは、人類が地球・月・火星に住み着いて、それぞれの惑星間で通信が行われている世界を想定して、7曲のオリジナルサウンドと、8枚のカードで演出した作品。
もう「SpaceX」の世界じゃないですか。
というわけで、今回は「惑星間電話回線/カラサウンド」の紹介をしたいと思います。
私は、元々一つの世界、物語を音楽とブックレットで表現しているコンセプトアルバムが大好きで、
例えば、
「Time Warp/CHICK COREA」→ブックレットで読めるチックコリアの書下ろし小説とセット
「Emanon/Wayne Shorter」→ ショーターの書下ろし小説とセット
「The Man In The Elevator」(ECM 1369)→小説の劇伴的な
「GUITARHYTHM II/布袋寅泰」→曲ごとにイメージされたブックレットのイラストとセット
「TOKYO UNDERGROUND AIRPORT/砂原良徳」は新宿の地下にある空港がコンセプト
そのような、ただ曲を並べるだけでなく、デザインや物語、コンセプトと一体化した作品を制作したかったのです。
「惑星間電話回線/カラサウンド」のブックレットは冊子ではなく、各曲に対応したカードとなっていて、表面はデザイン、裏面はメッセージが記されており、人類が地球・月・火星に住み着いている世界を表現。

デザイン全般は、hirotecに依頼しました。
hirotecは、日本のエレクトロニカ/テクノアーティスト「hirotec」は、主にKORGのハードウェアシンセサイザー「electribe2」や、過去にはRolandのグルーヴボックス「MC-307」を使用して、叙情的でディープなアンビエント・テクノを制作・ライブ活動を行っている音楽家です。是非チェックしてみましょう!

当時、一緒に演奏活動をしていた岡田嘉満tsや鈴木渉bにも参加してもらい、エンジニアは芹澤薫樹さんに依頼しました(wbでも参加してもらいました)。
エレベとウッドベースが混在しているという面白さもあり、ベースマガジンでも紹介されたし、タワーレコード横浜店ではパネル展開もしていただきました。


というわけで、「SpaceX」の株式上場がキッカケで思い出した22年前の「惑星間電話回線/カラサウンド」ですが、現在、私の手元にも在庫はありません。
たまにオークションやブックオフで見かけたりして、少し悲しい気持ちになることもあります。
当時、karasound labelという自主レーベルを立ち上げ、録音~プレス~流通まで一人で企画しました。
当時はemagic社のlogicを使用しましたが、打ち込みのスキルもこの制作で身についたと思います。
この時の演奏~打ち込み~企画・制作~プロモーションまでの経験がn'sawa-saraca のforest dance 〜 another townに繋がっていったと思います。
つまりn'sawa-saraca "another town"の原点は「惑星間電話回線/カラサウンド」なのです。
さて、話を最初に戻しまして、イーロンマスク氏は、地球、火星、月を視野に入れた人類の移住・宇宙進出構想、そして、「惑星間インターネット(Interplanetary Internet)」の計画を立てているって言うじゃないですか。
これは聴いてますよ。
手に入れてますよ。
カード式ブックレットを眺めて「コレだ!」って閃いたんでしょ!
成功したらキャンペーンソングで使うつもりなんでしょ!
というわけで、今回は、約20年前、イーロン・マスク氏に衝撃と影響を与え、spaceXの構想元となった「惑星間電話回線/カラサウンド」の紹介でございました。
・・・と言いたいところですが、イーロン・マスク氏が「SpaceX」を立ち上げたのは、2002年、「惑星間電話回線/カラサウンド」の発売は2004年で、2年後になります。
しかし!ブックレットにはレコーディング期間は2001年〜2004年とあります。
つまり、私がこのアルバムの構想〜レコーディングをしていた時期に、イーロンマスク氏も同じこと考えてたわけですね。

俺のPCハッキングしてたな 笑



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